4月14日(金) 闘病24日目

抗がん剤投与4回目

病院に行く前に公園を散歩。散りゆく桜の中で写真を撮る。

12:00に予約の病院に10分前に着く。今日投与の抗がん剤ドキソルビシンは今までの抗がん剤の中で一番強力な薬。そして1クールの締めでここが一番のヤマ。この薬の怖いのはもし投与中漏れた場合はその場所が壊死をしてしまうこと。最悪の場合断脚、と事前に注意を受けていた。そのため投与中に暴れることの防止や見守りのため飼い主の付き添いが必要で時間外の12:00〜13:00の1時間を投与時間として指定された。

体重10.65kg  体温、血液検査に問題なし(白血球やや少なめ)

抗がん剤は週によって薬が違うためその都度事前に説明を受ける。ドキソルビシンの副作用は心毒性。強い薬なので生涯で投与できる量(=回数)は決まっている。コタロウの場合は6回。その回数を超える場合は別の治療方になる。

事前に安定剤を注射し落ち着かせてから抗がん剤を投与。今回は13mg/body。投与時間は約30分。動かないように私が抱いていることも検討したが、コタロウは暴れることが無いのでエリザベスカラーをしケージの中に入れて看護師さんが付き添ってくれることになった。私は外で待機しドアの窓ガラス越しに一部始終を見ていた。投与中のコタロウはパンディングが激しく緊張している様子。コタロウと視線が合うと辛い治療に頑張っている健気さに涙が出てきた。立ったままで30分の投与を無事に終える。

帰宅後、安定剤が残っているのか、緊張からの疲れなのかそれとも抗がん剤がやはり強いのかコタロウはぐったりして目が虚ろ。浅い呼吸を繰り返す。眠りたいけど息つぎが早く眠れない様子。心配で目が離せない。1時間後やっと呼吸が落ち着きぐっすりと寝る。

夜に後ろ足の震え、就寝中も短い呼吸を繰り返す。

【食欲】あり フードを朝50g、夕方45g、晩45g、晩30g 抗がん剤のため昼抜き

【体調】抗がん剤投与後、倦怠感と浅い呼吸を繰り返す。夜も息継ぎが早い。後ろ足の震えあり。晩のおしっこの回数が減った。

【排泄物】6回 

【薬】朝のみ プレドニゾロン10mg  ファモチジン10mg

   朝夕 リンパクトデリタブ1錠

コタロウ日報

2017年3月からリンパ腫で闘病 <脾臓原発/T細胞性ハイグレード/ステージ4> 2009/8/16生まれのフレンチブルドッグ♂ コタロウファーストの日々

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