4月28日(金) 闘病38日目
今日から2クール目に入り、私はコタロウを動物病院に連れて行くことに段々気が重くなってきた。待合室で待っている間にとても震えて隙あらば脱走しようとする。何もわからず毎週強い薬の投与を強いられているコタロウの姿を見るのはとても辛いし、怖い思いをさせている罪悪感を強く感じる。犬の闘病には飼い主の折れない気持ちと完遂する強い精神力が必要。
体温も体重も血液検査も問題無し。11.3kg
今日はビンクリスチンを投与。看護師さんにしっかりと抱えられたコタロウは緊張でいつも息が荒くなる。新たな場所に静脈カテーテルを刺すため右前足の毛をシェーバーで剃られたので毛の無い部分がまた広がってしまった。投与は5分ほどで終了。
先日の下痢の理由を尋ねると抗がん剤により白血球が低下して感染症になりやすい、腸の粘膜が弱くなり防御する力が低下する、食べ過ぎや食べ慣れない物の摂取など下痢の原因は多様であり一概には言えない、とのこと。下痢のせいで抗がん剤治療をスキップするのは何として避けたいが飼い主が対処出来ることは限られている。
帰り際、かかりつけ医にコタロウの場合は2クール目が山場になるだろう。T細胞性でも1クール目はそこそこ良い結果が出る。2クール目が終了した時に寛解に持っていけるか、それともがん細胞が盛り返すか、と言われた。来月の今頃にはその結果はわかっている。
投与が無事終わり、今日も食欲旺盛でご機嫌に散歩して1日が終了、と思ったら私が夕方の買い物に行っている間に癇癪を起こして久しぶりの破壊行動。きっちり叱ってしばらく無視をしたら拗ねてしまった。
【食欲】あり フードを朝、昼、夕、晩 各45g
トッピングは無し おやつは馬肉チップス
【体調】問題無し
【排泄物】2回 やや緩め
【薬】朝 プレドニゾロン2.5mg 、デルクリアー、ビオフェルミンR、パセトシン250mg、リンパクトデリタブ 各1錠
夜 デルクリアー、ビオフェルミンR、パセトシン250mg 、リンパクトデリタブ 各1錠
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