6月22日(木) 闘病93日目

久しぶりに1:00amに排尿1回、3:30amに排尿2回 排便2回 ゆるいだけで下痢では無かった。朝の散歩はいつものように歩いていたが、帰宅後フードを食べない。気になるので直ぐに動物病院へ。

体重12.02kg  体温 38.2c 

エコー検査により脾臓が前回よりもひと回り大きくなって入ることがわかった。体重増加は脾臓の腫れによるものだろう。

血液検査の結果、白血球、赤血球は問題無いが血小板の数値が下がって入る。腎機能、肝機能、血糖値の数値は問題無い。

●ロムスチンを2回服用しても完全寛解していない、ということは抗がん剤が癌をギリギリのせめぎ合いで抑えている状態。

●腫瘍がロムスチンを凌駕する日がいつ来てもおかしく無い状態。ロムスチンを2回服用しても完全寛解していないとすると長期維持は現実的に厳しいかもしれない。

●肉眼的に腫瘍が見えるのは脾臓のみであっても他の臓器にも腫瘍が根を張って入る可能性は高い。リンパ腫の場合、脾臓を取っても問題の解決にはならない。取ってしまうとマーカーでの確認ができなくなる

●服用して2週間目は体調が崩れる時だが、熱発していない、白血球、赤血球の数値に問題はないのは良いこと

●現在、ロムスチン以上の治療方法は無い。ロムスチンであっても限られた効果しか出ずに3、4回目の服用で癌が凌駕するのはよくあること

●これからは食べられるうちに食べたい物を食べさせ、お見舞いに来たい方には体調が安定しているうちに元気に姿を見せてあげたほうが良い

●ダイエットヒルズの癌治療専用の缶詰n/dは免疫力を高めると言われている。(あまり美味しくないらしいが・・・)

●部分寛解の状態で小康状態を保ち2〜3ヶ月維持できるコもいる。まだ諦めずにやっていける。もしこれ以上ロムスチン服用が無理になったらLアスパラギナーゼとステロイドで体調を立て直すこともできる。

●今後はコタロウにとって何が一番良いのか、考えていかないといけない。今まで通りに拘る必要は無い。

以上の話を点滴をしながら聞いた。

ついに「来る時が来たな」と思う。最終局面が見えて来た。心配していた夫にすぐにメール。その後、電話がかかって来たので概要を話す。

病院から帰宅後、馬肉多めのフードを出すと少し口にした。昼に残りをあげる。その後は疲れたのかぐっすり寝入っていた。

点滴が効いたのか、夕方の散歩の時にはすっかりいつものコタロウに戻り快活に歩いていた。食欲も戻っていたので夕方のフードはやや多め。

夫と「現実を直視しないと行けない時期にきた」「これからはいつ何がおこってもおかしく無い」と話す。かかりつけ医は「覚悟してください」と伝えたかったのだろう。コタロウに残された時間はもう少ないことを実感した。8月16日8歳の誕生日を迎えることが目標だったが難しいかもしれない。


【食欲】 フードを朝10g 、昼20g、夕55g、晩45g  

     トッピング 馬肉、鰹節

     おやつ 馬肉チップス、スイカ、レタス、トマト

【体調】午前中食欲不振

【排泄物】 5回 

【薬】朝 プレドニゾロン5mg 1錠 

   夕 グリチロン、 1錠

   朝夕 リンパクトデリタブ 各1錠


コタロウ日報

2017年3月からリンパ腫で闘病 <脾臓原発/T細胞性ハイグレード/ステージ4> 2009/8/16生まれのフレンチブルドッグ♂ コタロウファーストの日々

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