4月11日(火) 闘病21日目

一日中小雨のため散歩に行けず。

金曜日に投与した抗がん剤(ビンクリスチン)は投与後4〜6日目に体調を崩すかもしれないと

かかりつけ医から説明があったが特に問題無し。コタロウは昨日が来客で昼寝をしなかったためこんこんと眠り続ける。十分にエネルギーチャージされたらマローボーンを無心に齧り飽きると「遊べー!!」としつこい要求。度が過ぎていて叱るとまたもガウる。おまえは本当にステージ4の犬なのか?? 

【食欲】あり フードを朝、昼、夕方、晩 各45g

【体調】問題無し

【排泄物】3回 3:20amにおしっこ2回

【薬】朝のみ プレドニゾロン10mg  ファモチジン10mg

   朝夕 リンパクトデリタブ1錠


【3/22 日本動物高度医療センターでの診断】

日本動物高度医療センターの予約は10:30am。我が家から遠方であることまた平日の道路混雑を予想して7:00amに出発し8:10amに到着。8:30amに受付を済ませる。

10:30amにコタロウを医師に預け3:15pmに診察室に呼ばれ検査結果を聞く。

●脾臓が倍以上に腫れており皮膜が耐えきれなくなり出血を起こしたと考えられる

●脾臓に針を刺して調べたところ極めて悪性度が高いリンパ腫の細胞が検出された

●脾臓と肝臓の周りのリンパ節が複数腫れており大きさは1cm〜1.6cmほど(通常は5mm)

その腫脹したリンパ節にも針を刺して検査をしたところ脾臓と同様の極めて悪性度の高いリンパ腫の細胞が検出された

●その検査結果から脾臓原発のリンパ腫が腹腔内に浸潤、転移している状態

●細胞検査はしていないが画像診断から肝臓細胞も正常とは言い切れずリンパ腫が浸潤していると考えられる

●このまま治療をしない場合は余命1〜2ヶ月。治療した場合は長くて1年。タイプによっては半年程度である

コタロウは私たちが予想していた以上に状態が悪かった。どのワンコよりも元気で健脚でつい先日まで毎日90分も散歩をしていたコタロウが余命宣告をされるなど信じられなかった。

すでに外科手術では対応できない状態だったので抗がん剤治療をお願いし、そのまま入院の手続き。説明後コタロウに会わせてもらう。狭いケージに入っていたコタロウに「頑張るんだよ」と声をかけて撫でると置いていかれることにびっくりしたような顔だった。帰りの車の中でコタロウの今後の治療について夫と相談。痛いおもいはさせたくない、コタロウのQOL(quality of life)を優先することで一致。帰路、私は久しぶりに車酔いで嘔吐。自宅に帰ってから声をあげて泣いた。結婚して初めて夫の涙を見た。


コタロウ日報

2017年3月からリンパ腫で闘病 <脾臓原発/T細胞性ハイグレード/ステージ4> 2009/8/16生まれのフレンチブルドッグ♂ コタロウファーストの日々

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