7月23日(日) 火葬
【閲覧注意】3枚目、4枚目の写真は火葬前のコタロウの遺体が写っています
コタロウの火葬は9:00からお願いをしていた。ペットセレモニーの担当者の方が自宅に来て今日のスケジュールの説明を受ける。その後、担当者の方は移動火葬車で私たちが指定した公園へ先に移動。私たちはコタロウに「出発だよ。お出かけしよう」と声をかけ、自家用車でコタロウと出かけた。指定した公園は海が見え眺望の良いコタロウがお気に入りだった公園。車のルーフから高温の熱を排出するため電線がある場所で火葬は出来ない、とのことだったが、この公園ならば広々としていて周囲を気にすることも無い。
まずはコタロウを火葬炉の台に安置しその回りに私たちが準備した花、皆にいただいた花の一部、コタロウが好きだった赤い色のシロツメグサと芙蓉の花(散歩中よく拾い食いをしていた)、皆にいただいたお守り、友達からの手紙、音のなるおもちゃ、齧るおもちゃ、大好きだった公園に落ちている枝(散歩中によく齧っていた)、義両親が育てたミニトマト、かつおぶしがかかった少量のフードと馬肉と馬肉チップス、家族写真、半紙に包んだ私たちの髪の毛を置いた。たくさんの花とお気に入りの品々に囲まれたコタロウの頭を2人で撫でお別れのキスをし「今までありがとうね。また会おうね。」と伝えた後、台は奥に押しやられ炉のドアは閉められた。
すぐに夫と一緒に海の方に行き空に向かってコタロウに手を振る。あいにくの曇り空と強風だったので視界が悪くコタロウは空に駆け上がるのに時間がかかったかもしれない。その後一度自宅に帰り待機。11:00amに火葬が終了したと連絡がありまた公園に向かった。
抗がん剤の影響で骨がもろく崩れているのでは、と気になっていたがそんなことは全くなくコタロウはほぼ原型をとどめていた。ただ腫瘍があったと思われるところは緑色に変色していた。いくつかの爪が残り、それがやや長めだったので「美容(爪切り)は嫌いでしたか」と担当者の方に聞かれた。爪切りは苦手だったが、それよりも散歩の時間が短くなったので削られなくなってしまったのが一番の理由であろう。お骨上げをしたかったがあまりの強風で細かい骨が飛び、落ち着いて行うことが出来ないかもしれないので、あらかたの骨を担当者の方に拾ってもらい頭蓋骨、喉仏、肩甲骨、第一頸椎など主要な骨は自宅で私たちが骨壷に入れることにした。骨の一部を粉骨すること、爪、指の骨、歯をそれぞれ3つのカプセルに分けていれてもらいたいと希望を伝え私たちは帰宅した。
1時間後、骨壷に入ったコタロウが帰宅。担当者の方に「コタロウちゃんは散歩が好きだったようですね。骨が丈夫だったので粉骨するのに少し時間がかかりました」と言われた。散歩の成果がこんなところで評価されるとは。
卵型の骨壷にコタロウの骨は全て収まり、無事火葬を済ませることが出来た。
7月の治療費合計 69,238円 葬儀代 32,400円
このブログは自分の履歴用、知人への報告用、そしてリンパ腫に罹患した愛犬がいる飼い主さんの目に止まりいつか役にたつといいな、と思い書き続けてきました。参考になれば幸いです。
ペットセレモニーひまわりの担当者の方にはとても丁寧で気持ちのこもった対応をしていただきました
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